SAKURAO DISTILLERY(桜尾蒸留所見学)
1918年(大正7年)から廿日市で酒づくりを営む中国醸造。その敷地内に2018年、新たにクラフト蒸留所「SAKURAO DISTILLERY」が誕生しました。広島初のシングルモルトウイスキーや純国産クラフトジンが生み出される蒸留所、その現場を間近で体感!
いざ蒸留所へ
見学は案内担当の方とのご挨拶で始まります。その後、軽い雑談を交わしながら歩いて蒸留所へ。外からは分かりにくいですが、敷地内は広々としていて潮風がとても心地よく感じます。途中には、かつて使われていた古い蒸留器が展示してあり、歴史の重みをさりげなくアピール。そしていよいよ蒸留所へ到着です!シックな色調の外壁に「SAKURAO DISTILLERY」の文字がキラリと輝いています。
蒸留器とご対面
蒸留所の見学室へ一歩入った瞬間、鼻に感じる独特の香り。そして目の前には美しく輝くドイツ製のハイブリッド蒸留器が。広島県産の原料のみを使ったクラフトジン「SAKURAO GIN」のボタニカルの現物も展示されています。この場所で蒸留器を見ながら、案内担当の方から詳しい説明がなされます。ちなみにこの時はウイスキーづくりの真っ最中でしたが、これが製品となって市場に出るのは最低でも3年後!奥が深いですね〜!
外国人にもしっかり配慮
見学室には各所にタッチパネルの端末が設置されていて、2分程度の紹介ムービーを視聴できます。広島を感じさせる映像を織り交ぜつつ、あえてナレーションを使わない演出とすることで、外国の方でもイメージ的に理解できる様な工夫が。ちなみに英会話OKの担当者もちゃんといらっしゃいます。端末では他にもボタニカルの説明やオリジナルカクテルの紹介なども見ることができますよ!そして見学コースは今後、蒸留施設の拡充にともなってさらに充実させていく予定。目指すは“蒸留酒のテーマパーク”だそうです!
コースは2種で団体も受け付け
見学は無料コースと有料コース(2,000円)があり、所要時間はそれぞれ30分と60分程度。有料コースは製造現場でのより詳しい説明と、特別なお酒の試飲が楽しめるという違いがあります。どちらも基本的には予約制。ホームページでは空き状況を見ながら2ヶ月前から予約ができるようになっています。また、団体での見学も受け入れていますので、要望があれば相談してみましょう。
見学後のお楽しみはやっぱりこれ!
見学後はムード満点のバーカウンターが完備されたビジターセンターへ。ここでのお楽しみは、やはりテイスティングとショッピングでしょう。有料コースのテイスティングは、ゆったりとソファでくつろぎながら複数の飲み比べなども楽しめます。せっかく公共交通機関の便が良い立地なので、ここはやはりマイカーはお家に置いて行き、心おきなくお酒を堪能するべし!
見学の詳細、お申し込みはSAKURAO DISTILLERYのホームページから。
廿日市市桜尾1-12-1
定休日:日曜・お盆・年末年始
営業時間:10:00~17:00
駐車場:あり
HP:https://www.sakuraodistillery.com
オンラインショップ:http://www.hakkobo.jp/
見学の詳細、お申し込みはSAKURAO DISTILLERYのホームページから。
https://www.sakuraodistillery.com
MAP
廿日市市桜尾1-12-1